青いフィレ肉は食べ難い

aoifireの雑記帳。

ホットクック買ってみた

 なんとなく調理家電が欲しいと思ってホットクックを買ってみた。少し前のモデルの「KN-HT99A-R」を買ってみた。とりあえず大根の煮つけを作ってみたけど、確かに大根が柔らかくホクホクで食べることができた。

 Amazon Freshで500~1000円帯で売っているミールキットと組み合わせるとおいしく早く作れるんじゃないかと思う。

アルゴ 感想

 Amazon Prime Videoをなんとなく眺めていて「アルゴ」という映画をふと見つけて、少し前にアカデミー賞受賞とか言われていたのを思い出して見始めた。

 この映画は在イランアメリカ大使館人質事件を題材としている。題材としている、書いたが私が生まれる前の事件なので、概要はWikipediaで調べつつ映画を見た。

 この映画は実話を基にして作成された、とい類の映画は結構ある。この映画はそういった意味で現実世界とつながっている感じが視聴者に伝わり、展開が気になる(気になるといったが、結末もWikipediaで見ているので大体の結果は分かってしまっていた)。

 2時間という映画だと大抵中だるみみたいな部分が出てくるのだけれども、この映画はカナダ大使公邸に匿ってもらわれている人たちのシリアルパートとアルゴという偽映画を作る人たちのユーモアパートが混ざっているため、見ていても中だるみと言われるところがなかった。ほどよいユーモアがあってこそシリアス部分の重厚さが目立つことが分かる。

 また、Wikipediaを見てみると実際の事件と映画では異なる描写があったことも書いてあった。映画内で離陸直前の飛行機を革命防衛隊員たちが車で追いかける、というところがあるが、これはなかったらしい。たしかにそんな状態で飛行機が離陸するとは思えないけど、映画的な演出としては必要だったんだろうなと思った。

 

ペルソナ5感想

 ペルソナ5のアニメーションが始まりました。ゲームも私はやっていて、実はペルソナ5にて初めてペルソナシリーズというものをやってみたのですが、面白くてハマりました(子供のころ女神転生シリーズをやったことはありましたが、独特の雰囲気が怖くて途中で断念しました)。アニメも始まったし、ペルソナ5にハマったので感想兼ねて書きます。

 ペルソナ5の何が面白いのかなと考えてみると、まずはシンプルにストーリーが面白いことが1つ目。このゲームはやり始めると100時間くらいクリアにかかるのですが、それを感じさせないストーリー作りがされています。ネタバレになるので細かいことは言わないですが、怪盗である主人公捕まってしまったあとの追憶としてストーリーが展開していきます。

 ストーリーはそれぞれ~~編といった形でターゲット(ボス的存在)打倒を目指して進むのですが、最初のターゲットである鴨志田のキャラクター(悪いヤツ加減)が素晴らしくコイツは倒さなくていけないという感情をプレイヤーに自然に湧かせます。~~編を進めていくごとに仲間も増え、追憶形式はどんどんと現在まで進んでいきます。

 このゲームの主人公は高校生、ということで学園生活を送りながら、ターゲットを倒すという日々を過ごします。そして、ゲームのルールとして、ターゲットを倒すまでの日数が決められており、主人公が学園もしくは街で行動するたびにターン(日数)が進むようになっています。主人公は仲間とイベントを過ごしたり(Coop関連)、バイトや勉強などの自身のパラメータ強化をすることで戦闘を有利にしたり、ストーリーに影響を与えたりします。このターン制を有効に活用することでゲームを有利に進めることができます。

 このターン制の中でうまく動くには(製作者がどう思っているかはどうあれ)自分だけでパラメータを鍛えるのではなく、人と出会ったりするイベントを増やすと有利になっていると感じました。もう学生生活をとっくに終えた身としては、自分だけで頑張るより人と出会っているときのほうが成長する機会が多いと感じるので、製作者が意図的に設定しているのでは(?)と思いました。

 さて、ネタバレなのであれですが、追憶としてのストーリーでゲームは終わらず、こういう経緯で捕まったのだ、ということまで追いついたところからがある意味本編です。クライマックスがこのあとやってくるのですが、ミステリー的なトリックが仕組まれていて、なかなかゲームを終えることができないくらい興奮の連続で結局寝るのがだいぶ遅くになりました。

 また、これまたネタバレなので言わないですが、ラスボスが倒されたあとにどうなったのか、という結論はゲームの中では語られることなくゲームは終わります(一応ジュブナイルものとしてのエンディングは迎えますが)。これがどうなったのかを語ったら、余韻もなかったのでいい演出だったと思います。

Windows ServerでVPNサーバを立てる

blog.pfs.nifcloud.com

www.cup.com

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/20510/windows-10-connect-to-vpn

 

上記らへんを参考にしたら、問題なくVPNサーバ立てられました。静的IPアドレスの範囲を指定しなかったら、なぜか繋がらず、少しハマったのですが、指定したら、あっという間に繋がりました。

映像研には手を出すな! 感想

 「映像研には手を出すな!」を読んだ。最近ブーム(?)のアニメーションの裏側系マンガなのだけれども、漫画家による漫画解説本みたいに裏側を見せるってだけでやっぱりおもしろい。

 あらすじとしては海の近くで増改築を繰り返した結果変わった建築構造をしている芝浜高校に入学した主人公の浅草と金森がアニメーションを作成していく話。2人だけだとストーリーに盛り上がりがなくなるので、読モでありながら、アニメーションに興味がある水崎も参加した3人でストーリーが展開していく。3人いると大中小となって(文字通りキャラの身長が大中小となって)、バランスがとれる。

 アニメ裏側系がおもしろいといっても、単なるアニメーションの作成技法の解説を淡々とされたらアニメーション入門本になってしまう。話の中で日常パートとアニメパートが分かれていて、「あ、ここからは比喩の世界ね」とわかるようにアニメパートになると主人公たちはアニメの世界に入っていく。技術云々というより、実際に絵で見せられたほうが素人である自分たちにも納得がいく。「映像研には手を出すな!」自体がアニメ化を意識してなのかわからないけど、アニメ化したらこのアニメパートはスタッフとしては気合の入れるところだろうなと感じた。

 また、全員がアニメを書いてるわけではなく金森はいわゆるプロデューサー業に徹する。調整役もやりつつインフラ準備もする、すごく大事な仕事である。自分が大人になったらこそ分かるんだけれども、こういう裏方の仕事を疎かにすると結局仕事が進まないのだ、ということを痛感している。だからこそ、突っ走る浅草とコントロールする金森というバランス性が光っているように見える。

 あと、たまに出てくる設定画集のようなあるのだけれども、精巧に書かれているので大童澄瞳さんはアニメーション出身なのかなと思って経歴を調べたら、独学で学ぶとWikipediaに記載されていて、所属していわけではないらしい。というよりまだ24歳らしく、24歳でこれだけのストーリーを描くのは天才だなあと思った。

 まだまだ2巻なのでこれからだと思うけれども、今後が楽しみな作品だった。この手のは最初の展開の熱さを維持し続けるのが大変なので、中だるみしないように維持してほしいなと思いました。